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姫路城のご利益とアクセス、口コミ、行ってきた感想をご紹介!

更新日:

姫路城

姫路城は、国宝、世界遺産として知られる毎日見ても見飽きないスポットです。
何度も行ったことがありますが、パワースポットとは知りませんでした。

そういえば、NHKの「歴史秘話ヒストリア」で、太平洋戦争時に「焼夷弾が撃ち込まれて天守閣で発見されたが、不発弾だった」というのを知りました。

姫路市内中心部は空襲で焼け野原になったのに、お城だけが残ったのでしたが、まさかのパワースポットだからでしょうか。

姫路城のご利益

出世運
成功運
不動産運などのアップ

姫路城の大天守6階(最上階)には 刑部大神(おさかべたいしん)が祀られています。

刑部または長壁神社と言います。

刑部神社は火災・災害等に御利益のある姫路城の守護神ですが、安産にご利益があるそうです。

長壁神社は、市内に3つあります。すべてを回ると願いが叶う、と言われているそうです。

一日で全部回らないといけないのか、いつでもいいのかは不明ですが、姫路城天守閣と、あとふたつは、姫路城のすぐ近くの射楯兵主神社内と、姫路駅駅近くの歓楽街の立町、どれもお城から5分か10分以内のところにあり、その日のうちに回ることは可能です。

西ノ丸化粧櫓の窓から千姫天満宮が見えます。

千姫がここから毎日朝夕拝んでいたことにあやかるため、この窓から見える千姫天満宮の写真を撮って待ち受けにすると、良縁結び、恋愛成就、恋愛運アップだそうです。

姫路城へのアクセス

電車の場合

山陽新幹線、JR姫路駅の北口を出て真っすぐメインストリートを歩きで約20分

バスの場合

姫路駅北口から神姫バスに乗車し「大手門前」で下車後、徒歩5分

車の場合

吹田ICから姫路城まで約1時間30分

駐車場はこちらのマップが便利です。

shirosyuhen_map
出典:http://himeji-machishin.jp/parking/parking_1.html

一番大きい大手前公園地下駐車場が600台以上停めれて場所的にも一番近いので便利です。

大きな駐車場はありますが、休日やGWなどの長期休暇中は非常に渋滞するので、なるべく公共交通機関をおすすめします。

姫路城
住所:姫路市本町68
入城料:1000円
開城時間:9時~16時(閉門は17時)
休城日: 12月29日・30日
お問い合わせ:079-285-1146

姫路城へ行った人の口コミ

姫路城へ行った人の口コミをまとめました。

良い口コミ

  • 想像以上に真っ白で綺麗。
  • さすが日本初の世界遺産。
  • 圧巻されました。
  • 名前の通り白く優雅で美しいお城です。
  • 青空に真っ白な姫路城がとても素敵でした。
  • 本当に美しいお城で感動しました。
  • 姫路のランドマークだと思います。
  • テレビや写真では何度も見たことがありましたが、やはり実物は違います。
  • 数ある城跡の中でもやはり、姫路城はダントツに素晴らしい。
  • 小学生の時以来の観光で立ち寄りましたが、多種多様な言語が飛び交って、世界遺産に登録されている事を実感しました。色々な国から観光客がいっぱいです。

悪い口コミ

  • 日によっては入場制限があり、混雑から見学に2時間以上かかる場合がある。
  • 大型の団体客とかぶって入場制限がかかってしまった。
  • 年配者には階段がキツい。
  • 昼過ぎに着いたので天守閣には入場規制がかかってしまった。
  • 急な階段が多い。
  • お年寄りや幼児の方にはお勧めできません。

役立つ口コミ

  • 城をバックに写真を撮り部屋に飾っておく。
  • なるべく天守閣に上がる。
  • 桜の咲く時期に来れば恋愛運アップに効果的。
  • 休日は混むので朝イチ狙いがおすすめ。
  • 姫路城大発見…アプリがあります。前もってダウンロードしていたら更に楽しさが増すと思います。

 

「なるべく天守閣に上がる。」という口コミがありましたが、天守閣以外に見るべきところがないのですから、なるべくではなくぜひ天守閣に上がっていただきたいです。

それと、姫路城はどの角度から写真を撮ってもとても美しいことで知られています。
ぜひ、お城をぐるりと一回りされて、色々な角度から写真を撮られるといいと思います。

姫路城へ行ってきた感想

日曜など休日には、ボランティアの門番の鎧姿の方がいらっしゃいます。大手門を入ると、前に三の丸広場があります。城主の住まいのあったところです。

左へ道を歩いて、拝観料1000円を払って入るのが、菱門といいます。

姫路城2

菱門を入ったところから見た姫路城、撮影スポットの一つです

姫路城3

化粧櫓にある、忠刻と千姫の記念写真像

まず、左の坂道を登って、西ノ丸へ行きましょう。10万石を持ってお嫁に来た千姫のお陰で建ったのが西ノ丸です。

恋愛運アップには、この化粧櫓の回廊の窓から見える千姫天満宮の写真を撮りましょう。

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化粧櫓の窓から見た千姫天満宮、山の中腹にあります

城内にはテレビの時代劇や映画で見たことのある場所がいくつもあります。江戸城の天守閣として姫路城の天守閣が使われることもあります。この坂道なども、江戸城として使われることが多いです。

姫路城5

姫路城内の石段、時代劇などでお馴染み

ふうふう言って6階の狭い階段を登りつめた天守閣の最上階からの眺めはなかなか良く、清々しい気持ちになれます。ここに長壁神社が祀られています。城を築く前に、もともとあった社だそうです。

瀬戸内海から家島(えじま)も見えます。が、姫路城が一望できると言っても、姫路城が見えないとあまり意味がないような気もします。

昔の建物は、バリアフリーもなく、階段も狭くて急だし、梁は出ているし建物内は暗く重苦しいです。

ということで歴史を実感しましょう。
 

城内の説明は、敵が攻めてくれば、こうやって防ぐということばかりですが、ひとりやふたりならともかく、城の中に敵の軍勢が入ってくれば勝ち目はないでしょう。

それよりも、江戸時代に侍たちが詰めて仕事をしていたところとか、殿様が生活をしていた建物を再現すれば、侍の生活がわかっていいのにと、場内見学のときはいつも思います。

姫路城へこれから行く人へのアドバイス

化粧櫓、天守閣は、靴を脱いで入るので、着脱がしやすい靴と汚れてもいい靴下着用をおすすめします。

昔の建物なので、階段は狭くて急です。

城内はかなり広いので、軽い山登りとかハイキングのつもりで行きましょう。
 

そして、新装なって以後、休日はかなり混みます。

天守閣に登るのに30分待ち、1時間待ちとかあるので、時間に余裕を持って行きましょう。
急に思い立って行くところではありません。

城内の飲食はNGです。

尚、12月11日の世界遺産に指定された記念の日と、1月1日の元旦は、拝観料無料です。

姫路城のうんちく

姫山という小さな山に建てられた平山城です。

あの黒田官兵衛が居城にしていたころはもっと小さい建物でした。

彼が秀吉に譲り、羽柴秀吉といった頃の豊臣秀吉が一時居城にしていました。

本能寺の変が起こったとき、秀吉は備中高松城水責めの最中でしたが、急いで講和をして、居城の姫路城に戻ってきました。

有名な「中国大返し」です。

ちなみに、黒田官兵衛は、このとき秀吉に「今が(天下取りの)チャンスです」と言ったので、秀吉に油断ならないやつだと思われてしまったと言われています。

ともあれ、秀吉は、ここから天下人としてのスタートを切ったも同然の城ですから、姫路城は出世城と言われ、出世のご利益のあるパワースポットとされたのかもしれません。

また、その後今の姫路城にほぼ完成させたのが池田輝政です。

その頃は約100万石でしたが、彼と息子は早死にし、跡継ぎの孫がまだ幼少だったせいで、池田家は岡山と鳥取などに転封されました。

そのことで、不動産運が良いということになるのかもしれません。
 

そして、徳川家康の孫千姫は、豊臣秀頼と政略結婚後、大坂夏の陣で豊臣家が滅亡しましたが、助け出されました。

そのすぐ後、本多忠政の長男忠刻(千姫の又従兄で、母方から家康と信長の曾孫になり、かなりイケメンだったと言われています)と結婚しました。

結婚後、本多家は桑名から姫路に転封され、千姫と忠刻は一男一女に恵まれて、幸せな10年を過ごしました。

が、息子は夭折、夫の忠刻も早世したので、千姫は娘を連れて江戸へ帰りました。余生は弟徳川家光将軍の元、親族の世話を焼いて頼りにされて過ごしたようです。

千姫の人生で、イケメンの本多忠刻と結ばれたこと、姫路城での10年間が一番幸せだったのではということです。
 

これが、千姫が毎日拝んでいた千姫天満宮が恋愛運アップのパワースポットとされ、千姫が拝んでいたのと同じ姫路城西ノ丸の化粧櫓の窓から見える千姫天満宮の写真を撮って待ち受けにすると効果大、という伝説由来の話だと思います。

さいごに

姫路城は、築城以来、戦を経験していません。
なので、からっとした雰囲気であまり陰惨な感じがないです。

そして殿様の居住地域が残っていないため、生活臭もないです。

天守閣には、お城を建てる前に姫山にあったという長壁神社の分社が祀ってあります。

焼夷弾が長壁神社のおかげで不発になったとすれば、ご利益大ではと思います。

戦争中に空襲があり、市内は焼け野原になったそうですが、お城だけは無傷で残っているというのはすごいことだと思います。

また、池田輝政は徳川家康の娘振姫と再婚したのですが、振姫は10万石の化粧料を持って嫁に来たそうです。
これで築城の規模も大きくなったでしょう。

その後の本多忠政の長男忠刻に嫁した千姫が10万石の化粧料を持って来て出来たのが西ノ丸です。

本多忠政正室で千姫の姑に当たる忠刻母熊姫は、徳川家康の孫でもあるので、やけに徳川家の女性に縁が深いお城でもあります。

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