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阿蘇根子岳のご利益とアクセス、口コミと行ってきた感想

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阿蘇五岳の中でも特有のギザギザ姿で目立っている阿蘇根子岳。

根子岳のギザギザは、根子岳が悪さをしたので阿蘇神社の神様から頭を叩かれて、あの姿になってしまったとの伝説が残っています。

そして根子という名前から実は猫の修業の山であることを先日知りました。

今回は阿蘇根子岳のご利益やアクセス、口コミと実際に行ってきた感想をご紹介します!

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阿蘇根子岳のご利益

私は猫を3匹飼っています。

『猫又』というしっぽが二股に分かれていて人の言葉をしゃべる怪物がいるそうで、その『猫又』は阿蘇根子岳で修業を積んで、猫から『猫又』へと変身したそうです。

私が根子岳へ行って、代わりに『猫又』パワーを貰いに行こうと思い立ちました。

阿蘇根子岳のアクセス

車の場合

九州自動車道熊本インターより国道57号を大津市方面へ、大津市ミルクロード入り口交差点からミルクロードへ入り、阿蘇町赤水から再び国道57号に入り竹田市方面へ。
その後一宮町坂梨交差点より県道265号へ入り高森方面へ向かい、右手に「阿蘇根子岳 釣井尾根ルート」の標識を見て右折

電車の場合

(熊本地震の影響により豊肥線は肥後大津駅止まりとなっています)

熊本駅から肥後大津駅へ
大津駅南口より大分行きバス、阿蘇駅前下車
登山口までタクシー利用

阿蘇根子岳に行った人の口コミ

良い口コミ

  • ギザギザしていて阿蘇五岳の中でも一番印象的な山です
  • 月廻り温泉館からの景色は絶景です!
  • 近くには温泉や観光道路も充実しているので観光にもってこいです
  • 本当にノコギリの刃のようにギザギザでした
  • 風景の美しさに癒されます
  • ドライブやツーリングしながら眺めるのにもってこいの場所です

悪い口コミ

  • 登山で登るのは難しい

役に立つ口コミ

  • 登るのは結構きついので気をつけてください
  • 根子岳の頭を神様が怒って叩いたからをギザギザにしたという伝説があります
  • なぜか久住連山連より雪日数が多いようです

 

根子岳は遠くから眺めるだけでも素晴らしい山のようです。

口コミにある通り、登山は厳しい山のようです。

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阿蘇根子岳に行ってきた感想

根子岳は登山が厳しい山ということで、まずはルート探しから始めました。

紅葉の季節ということもあり、谷の中を行くヤカタガウドコースへ行くと、登山道が崩落していて登山ができません。

次に高岳への縦走路となる日ノ尾峠へ行きましたが、登山道は封鎖されていました。

結局釣井尾根コースへ向かいました。

そして登山準備を整え出発です。

出発してすぐに人の背丈ほどあるススキが現れ、朝露でズボンや靴が徐々に濡れていきます。

箱石峠からの登山道との合流点からも、ススキの攻撃が続きます。

もうあきらめて帰ろうかと何度も思いました。
 

そして出発から50分ほどでようやくススキ地帯を脱出、森林地帯へと入ります。

とにかく尾根コースなので、登り坂がひたすら続きます。

おまけに火山灰を含んだ黒土のために足元が滑りやすく難儀します。

右手には荒々しい高岳と紅葉に染まった根子岳の山肌を見ながらの山登りです。

吹き出る汗をタオルで拭きながら、休憩を繰り返します。

根子岳のシンボルである天狗岩がはっきりと見えだすと山頂は近いです。

岩が覆いかぶさったような危険地帯を抜けて、厳しい登り坂を登るとポン!という感じで根子岳東峰到着です。
 

山頂は360度の大パノラマで美しいくじゅう連山や祖母山、傾山などを見ることができました。

西に今にも崩れ落ちそうな天狗岩の姿がありました。
 

きっと根子岳に修業に来た猫は、天狗岩のてっぺんで胡坐をかいて瞑想をしたのではないかと考えるとすこし笑えました。

阿蘇根子岳にこれから行く人へのアドバイス

これから根子岳へ行こうと思う方は、中級以上の登山経験がない方は登山はお勧めできません。

荒々しい根子岳の姿を見たい方は、阿蘇市一ノ宮町宮地の釣井尾根への登山道からヤカタガウドへ行く途中の砂防ダム付近からが最適です。

ゆったりとした涅槃像の頭部分の優しい姿を見たい方は南阿蘇村方面からのほうがいいようです。

また阿蘇市、南阿蘇村とも温泉が多くあり、それも安価な値段で入ることができます。

まただご汁、田楽、高菜漬け、あか牛など阿蘇ならではのグルメも楽しむことができます。

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阿蘇根子岳のうんちく

根子岳の由来は、そのギザギザの形が猫の姿に似ていることから名づけられたとされています。

また地元の神話によると根子岳は阿蘇五岳の末っ子ということです。

長男が高岳、次男が中岳、三男が烏帽子岳、四男が杵島岳、五男が根子岳とされていて、その末っ子の根子岳は大変やんちゃ坊主でいつも兄弟喧嘩をしては兄達を困らせてばかりいたそうです。

阿蘇神社のミコトは我慢できずに竹で根子岳の頭を叩いて、そのやんちゃぶりをいさめ、そのときできたでこぼこが、根子岳のギザギザといわれています。

また別の神話によると根子岳周辺の猫が突然いなくなり、猫の本山と呼ばれる根子岳に2日から3日、長い時には半年間も籠って、尾が二つに分かれたり、口が耳まで裂けて怪物のような姿になって戻ってきたという話も残っています。

さいごに

根子岳に行くとその異様な姿に圧倒されます。

そして東峰頂上から見る天狗岩は『猫又』伝説を十分に納得できるような迫力があります。

身についていた邪念や心配事が吹っ飛んでいったように感じました。

そして『猫又』パワーのことですが、自宅に帰ると3匹の猫はいつものように怖がることなく近寄ってきたので、微妙なところです。

今度、試しに1匹でも根子岳に連れて行きたいと思います。

きっと歩かないかなと思いますけど・・・。

あなたもぜひ愛猫を連れて根子岳を一緒に見てみませんか?

もしかしたら何かが起きるかもしれませんよ(笑)。

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